
こんにちは。よしです。
30代で純金融資産1億円を達成し、2025年9月現在1.3億円を超える純金融資産を保有しています。
現在体調を崩して働けていない状態の私は、それまでに配当収入を形成できていたことで日々のお金に関する心配が減りました。
その実体験をもとにお金に対する将来の不安があるけど、どういう基準、どういった考えで投資をすればよいのだろうという方向けに私の考えを共有いたします。
現在のポートフォリオはこちら。
日本製紙(3863)の決算内容と会社概要に加えて配当実績や購入理由に関してご紹介します。
※リンクはYahooファイナンスが開きます。
最新決算(2026年3月期1Q)
項目 | 金額 | 前期比 |
売上 | 2,926憶円 | +2.0% |
営業利益 | 55億円 | +32.6% |
経常利益 | 56億円 | +9.9% |
純利益 | 19憶円 | N/A |
前期比ではかなり良い決算だった一方で通期は営業利益の予想は340億円ですから、達成大丈夫だろうかというところです。
セグメントごとの営業利益も主要の生活関連紙は通期150億円の予想で1Qは30億円でした。
通期予想の前提条件は1ドル=152円ですので足元の為替はマイナス推移ということになります。
一方で原油は75ドル想定ですのでプラス推移ということで、どちらの影響が強く働くかですね。
会社概要
設立:1949年
本社所在地:東京都千代田区
主な事業内容:紙・板紙や木材・建材の生産、エネルギー事業
製紙第2位です。
強みは自社で保有する森林資源で、全国第2位の森林所有者(第1位は王子ホールディングス)になっています。
国内に約400カ所、総面積約9万ヘクタールの社有林を保有し、競争力の源泉となっています。
配当
年度 | 配当額(円) | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
---|---|---|---|
2015年3月期 | 50.00 | 2.77% | 25.0% |
2016年3月期 | 60.00 | 3.00% | 286.4% |
2017年3月期 | 60.00 | 3.00% | 82.7% |
2018年3月期 | 60.00 | 3.02% | 88.5% |
2019年3月期 | 30.00 | 1.31% | ― |
2020年3月期 | 40.00 | 2.60% | 32.6% |
2021年3月期 | 40.00 | 3.02% | 144.5% |
2022年3月期 | 40.00 | 3.85% | 232.1% |
2023年3月期 | 0.00 | 0.00% | ― |
2024年3月期 | 10.00 | 0.85% | 5.1% |
2025年3月期 | 10.00 | 0.99% | 25.4% |
2026年3月期 | 15.00 | – | – |
配当額・配当性向推移

コロナ禍以後は苦しい経営が続いていましたが、直近3期は配当も復活しています。
配当性向もさほど高くなく、今後の安定した配当に期待です
株主優待
3月の年1回の優待です。
株数 | 優待 |
100株 | 自社製品 |
自社製品が優待品です。
ティッシュペーパーやトイレットペーパーといった必需品が手に入る嬉しい優待です。
明確な金額感はわかりませんでしたが、2,000円相当で約2.0%程度(2025年6月投稿時)の利回りと考えています。
購入した理由 その①
2024年11月に購入しました。
紙製品は必需品ですので、今後も大きく減ることはないだろうという点と森林資源の保有が購入理由です。
本銘柄は配当利回りが高くないので優待が購入理由の9割です。
市場自体が有望と思っており、同種の大王製紙、王子ホールディングス、特殊東海製紙も保有しています。
購入した理由 その②
その①は環境面でのお話ですが、こちらはファンダメンタルズのお話です。
事業の収益性は低く、コロナ禍では赤字でもありました。過去に無配の時期もあり業績は要注意です。
私が投資している他銘柄に比べると収益性は低いのですが、事業内容が必需品を取り扱っていて長期では需要は安定していると考えていますので、中長期保有意向です。
投稿時(or更新時)の分析
良い点
PER | 10倍以下 |
PBR | – |
PER×PBR | – |
EV/EBITDA | 10倍以下 |
ROIC | – |
ROE | – |
自己資本比率 | – |
営業利益率 | – |
純利益率 | – |
増配 | – |
配当利回り | 3.0%以上 |
配当性向 | 25%程度 |
フリーキャッシュフロー | 2期連続プラス |
いまいちな点
PER | – |
PBR | 1倍以下 |
PER×PBR | 10倍以下 |
EV/EBITDA | – |
ROIC | 5%以下 |
ROE | 5%以下 |
自己資本比率 | 30%以下 |
営業利益率 | 2%以下 |
純利益率 | 1%以下 |
減配 | – |
配当利回り | – |
配当性向 | – |
フリーキャッシュフロー | – |
こちらで各種指標の説明をしています。
買い増し余地は?
ファンダメンタルズの観点からは他銘柄を優先的に買った方が良いと考えています。
安定度は高いですが、追加購入は現状考えていません。
まとめ
以上、日本製紙の概要と私が購入した理由を記載させていただきました。皆様の参考になりますと幸いです。
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