
こんにちは。よしです。
30代で純金融資産1億円を達成し、2025年9月現在1.3億円を超える純金融資産を保有しています。
現在体調を崩して働けていない状態の私は、それまでに配当収入を形成できていたことで日々のお金に関する心配が減りました。
その実体験をもとにお金に対する将来の不安があるけど、どういう基準、どういった考えで投資をすればよいのだろうという方向けに私の考えを共有いたします。
現在のポートフォリオはこちら。
日本新薬(4516)の会社概要に加えて配当実績や購入理由に関してご紹介します。
※リンクはYahooファイナンスが開きます。
会社概要
設立:1919年
本社所在地:京都市南区
主な事業内容:医療用医薬品事業、機能性食品事業
希少疾患領域への注力が特徴です。
海外売上高比率は20%程度ですが、北米の売上比率が高く、米国の政策動向に影響を受ける傾向があります。
配当
年度 | 配当額(円) | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
---|---|---|---|
2011年3月期 | 19.00 | 1.78% | 32.4% |
2012年3月期 | 19.00 | 1.86% | 34.5% |
2013年3月期 | 21.00 | 1.57% | 30.5% |
2014年3月期 | 23.00 | 1.18% | 27.0% |
2015年3月期 | 25.00 | 0.57% | 28.7% |
2016年3月期 | 28.00 | 0.64% | 29.8% |
2017年3月期 | 48.00 | 0.85% | 27.5% |
2018年3月期 | 52.00 | 0.73% | 27.0% |
2019年3月期 | 70.00 | 0.87% | 28.9% |
2020年3月期 | 86.00 | 1.01% | 34.3% |
2021年3月期 | 99.00 | 1.20% | 34.1% |
2022年3月期 | 110.00 | 1.32% | 29.7% |
2023年3月期 | 114.00 | 1.96% | 33.7% |
2024年3月期 | 124.00 | 2.77% | 32.3% |
2025年3月期 | 124.00 | 3.26% | 25.6% |
配当額・配当性向推移

配当は順調に右肩上がりです。
特筆すべきは配当額や配当性向の伸びに比して上がっている配当利回りです。
ここ5年で約3倍になっています。現在世界情勢は不安定な部分がありますが、海外事業の伸長が続き、配当性向が変わらないのあれば株価も見直しされ上昇すると考えています。
自己株式の取得は過去ほとんど行われておらず、配当を中心とした分配となっています。
株主優待
株主優待はありあません。
決算説明会資料等を確認しても、特に記載はなく今後開始する予定は現状なさそうです。
購入した理由 その①
2025年3月に購入しました。
希少疾患を中心としており、応援したかったという気持ちと、利益の伸長に比して配当利回りが上がっていた点が購入の理由です。
2026年3月期は減益の予想ですが、費用先行の影響との説明で、米国を中心とした海外売上高比率が伸びていくことを期待しています。
米国の薬価引き下げの話は要注視です。
購入した理由 その②
その①は環境面でのお話ですが、こちらはファンダメンタルズのお話です。
かなり稼ぐ力があり、今の株価(2025年6月当時)であるのは驚きです。
主力の「ウブトラビ」がパテントクリフ(特許切れによる売上減)を迎える見込みであり、次の稼ぎ頭の成長が課題となっています。
そのため株価が割安になっています。どこかで株価が見直されると考えていますが、為替の影響や世界情勢の影響がどうなるかは注視する必要があります。
成長が停滞したとしても配当が現在の水準で続く限りは中長期保有意向です。
投稿時(or更新時)の分析
良い点
PER | 10倍以下 |
PBR | 1倍以下 |
PER×PBR | 5倍程度 |
EV/EBITDA | 5倍以下 |
ROIC | 10%以上 |
ROE | 10%以上 |
自己資本比率 | 80%以上 |
営業利益率 | 20%以上 |
純利益率 | 20%以上 |
増配 | – |
配当利回り | 3.0%以上 |
配当性向 | 30%程度 |
フリーキャッシュフロー | 10期以上プラス |
いまいちな点
PER | – |
PBR | – |
PER×PBR | – |
EV/EBITDA | – |
ROIC | – |
ROE | – |
自己資本比率 | – |
営業利益率 | – |
純利益率 | – |
減配 | – |
配当利回り | – |
配当性向 | – |
フリーキャッシュフロー | – |
こちらで各種指標の説明をしています。
買い増し余地は?
ファンダメンタルズの観点からは買い増し余地はありです。
一方でどこかで見直されると信じてはいるものの、株価が長期で右肩下がりでしたので中長期保有を前提としていない場合は購入は難しいところです。
安定度は高いと考えており、配当利回り3.5%を超える水準であれば私は買います意向です。
まとめ
以上、日本新薬の概要と私が購入した理由を記載させていただきました。皆様の参考になりますと幸いです。
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