
こんにちは。よしです。
30代で純金融資産1億円を達成し、2025年9月現在1.3億円を超える純金融資産を保有しています。
現在体調を崩して働けていない状態の私は、それまでに配当収入を形成できていたことで日々のお金に関する心配が減りました。
その実体験をもとにお金に対する将来の不安があるけど、どういう基準、どういった考えで投資をすればよいのだろうという方向けに私の考えを共有いたします。
現在のポートフォリオはこちら。
日本たばこ産業(2914)の決算内容と会社概要に加えて配当実績や購入理由に関してご紹介します。
※リンクはYahooファイナンスが開きます。
最新決算(2025年12月期2Q)
項目 | 金額 | 前期比 |
売上 | 17,345憶円 | +10.5% |
調整後営業利益 | 5,399億円 | +19.2% |
営業利益 | 4,799億円 | +10.9% |
純利益 | 3,199憶円 | +4.8% |
配当は期初予想から14円増額の208円予想となっています。
買収効果もあり大幅な成長です。
為替の影響は前期比ネガティブに働いており、前期と同一だと仮定すると売上は+14.2%、調整後営業利益は+24.7%でした。
シェアの増加と価格の上昇が功を奏しています。
会社概要
設立:1985年
本社所在地: 東京都港区
主な事業内容:たばこ事業、食品事業
日本国内でたばこを独占的に製造・販売しています。
専売公社だった過去から財務大臣が33.34%の株式を保有しています。
世界的に業界の再編が進んでおり、JTもM&Aを繰り返して世界で展開しています。
先進国では先細り感のある市場ですが、新興国での需要の伸びを受けて今後も市場は成長する予測となっています。
タバコ以外に食品事業もおこなっており、「テーブルマーク」として展開しています。配当が魅力的な銘柄です。
配当
年度 | 配当額(円) | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
---|---|---|---|
2014年12月期 | 100.00 | 3.00% | 50.1% |
2015年12月期 | 118.00 | 2.64% | 43.6% |
2016年12月期 | 130.00 | 3.38% | 55.2% |
2017年12月期 | 140.00 | 3.86% | 63.9% |
2018年12月期 | 150.00 | 5.73% | 69.7% |
2019年12月期 | 154.00 | 6.33% | 78.6% |
2020年12月期 | 154.00 | 7.33% | 88.1% |
2021年12月期 | 140.00 | 6.03% | 73.4% |
2022年12月期 | 188.00 | 7.07% | 75.4% |
2023年12月期 | 194.00 | 5.32% | 71.4% |
2024年12月期 | 194.00 | 4.75% | 192.2% |
配当額・配当性向推移

コロナ禍に減配を経験しています。
2023年より株価が上昇し、世界のたばこ銘柄のなかでは配当利回りが低くなっています。NISAの影響でしょうか。
配当性向は75%程度と高めで、再度の減配には注意が必要です。
一方で財務大臣が33.34%の株式を保有していることで、配当が貴重な国政の財源となっていることから過度な減配や無配はないと考えています。
2025年12月期は早速208円に増配することが発表されています。
株主優待
自社製品の優待品がありましたが、2022年12月期を最後に廃止しています。
購入した理由 その①
2019年6月に購入しました。
個人的にたばこは匂いが苦手なのですが、国内事業が縮小しようとも海外での成長が見込まれ、依存性が高い品物であることから安定性が高いと考えたことと、優待と配当の利回りが良かったためです。
中長期での保有に最適な銘柄だと判断しています。環境が変われば売却を考えます。
購入した理由 その②
その①は環境面でのお話ですが、こちらはファンダメンタルズのお話です。
数値面ではなんとも言えないところです。
現在の水準では配当がなければ購入しなさそうな水準です。割高といってもよさそうです。
投稿時(or更新時)の分析
良い点
PER | – |
PBR | – |
PER×PBR | – |
EV/EBITDA | – |
ROIC | – |
ROE | – |
自己資本比率 | – |
営業利益率 | 10%以上 |
純利益率 | 5%以上 |
増配 | – |
配当利回り | 4.5%以上 |
配当性向 | – |
フリーキャッシュフロー | 10期以上プラス |
いまいちな点
PER | 15倍以上 |
PBR | 2.0倍以上 |
PER×PBR | 30倍以上 |
EV/EBITDA | 10倍以上 |
ROIC | 5%以下 |
ROE | 5%以下 |
自己資本比率 | 50%以下 |
営業利益率 | – |
純利益率 | – |
減配 | – |
配当利回り | – |
配当性向 | 70%以上 |
フリーキャッシュフロー | – |
こちらで各種指標の説明をしています。
買い増し余地は?
ファンダメンタルズの観点からは割安とは言いにくい水準です。
配当性向75%程度で配当額の大規模な上昇や大規模な自社株買いは想像しにくく、事業に安定度はあると考えますが、買い増すとなると他の銘柄の方が先に購入候補に挙がりそうです。
まとめ
以上、日本たばこ産業の概要と私が購入した理由を記載させていただきました。皆様の参考になりますと幸いです。
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