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8697 日本取引所グループ 総合評価B

ポートフォリオ
よし
よし

こんにちは。よしです。
30代で純金融資産1億円を達成し、2025年10月現在1.4億円を超える純金融資産を保有しています。

現在体調を崩して働けていない状態の私は、それまでに配当収入を形成できていたことで日々のお金に関する心配が減りました。

その実体験をもとにお金に対する将来の不安があるけど、どういう基準、どういった考えで投資をすればよいのだろうという方向けに私の考えを共有いたします。

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日本取引所グループ(8697)の会社概要に加えて配当実績や購入理由に関してご紹介します。
※リンクはYahooファイナンスが開きます。

総評(2025年9月時点評価)

割安度成長性収益性分配優待
DCBC
時価総額安定度為替競争環境総合評価
AACAB
筆者の独自見解による総合評価

A:良い(影響あり)、B:やや良い(やや影響あり)、C:やや悪い(やや影響なし)、D:悪い(影響なし)

総評は銘柄選定時の基準を基にして、以下のような考えでつけています。(クリックで表示)

 割安度:PER10倍、PBR1倍、EV/EBITDA10倍以下を基準にする。

 成長性:成長率や将来性を考慮して定性的に判断する。

 収益性:ROIC10%とROE10%や自己資本比率を基準に、基本的に双方満たしていればBとし、特に良い場合をAとする。

 分配:連続増配年数、配当性向、総還元性向、利回りを考慮しつつ成長率や業界を考慮して判断する。

 優待:優待の利回りや使い勝手を基に判断する。なお、優待がない銘柄は(ー)とする。

 時価総額:A:3,000億円~、B:1,000~3,000億円、C:500~1,000億円、D:~500億円としている。重要度は低め。

 安定度:株価の急変動の多寡。過去推移により判断する。

 為替:為替による影響度。A:80%~、B:50~80%、C:30~50%、D:~30%としている。海外売上比率が高いとAだが、Aが良いわけではない。

 競争環境:数値面では利益率を指標とする。業界によって差があり、定性的な面も考慮しますので絶対値は設けていない。

独占的な立ち位置を利用して利益率が良いため、安定度や競争環境は非常に優秀ですが、割安感が低い点と配当性向が70%を超えており増配余地が低い点、加えて急激な成長は見込めない点から総合評価はBとしています。株価が下がり割安感が出てくれば買い増したい銘柄です。

会社概要

設立:2001年
本社所在地: 東京都港区
主な事業内容:取引所事業、市場関連サービス事業

国内唯一の総合取引所グループとして、東京証券取引所と大阪取引所で株券等市場取引の売買を行う市場を提供しています。

証券会社や、上場会社からサービス利用対価を得ており、取引関連手数料や上場関連手数料やシステム利用料などを収入源としています。

配当

年度配当額(円)配当利回り(%)配当性向(%)
2014年3月期10.750.43%35.4%
2015年3月期12.501.43%39.9%
2016年3月期25.002.90%61.2%
2017年3月期23.502.97%61.0%
2018年3月期33.503.40%71.2%
2019年3月期35.003.55%76.4%
2020年3月期27.002.83%60.7%
2021年3月期34.002.62%70.8%
2022年3月期36.003.15%76.3%
2023年3月期31.503.12%71.6%
2024年3月期45.502.21%77.8%
2025年3月期45.502.98%77.5%
2026年3月期43.00
IR情報を基に2025年9月筆者作成

配当額・配当性向推移

IR情報を基に2025年9月筆者作成

配当性向は60%以上を目標としています。

配当額は業績の伸長に伴い徐々に増加していますが、配当性向含め凸凹しており安定して増加しているわけではありません。

事業の安定度を考えると減配はしないでいただきたいものです。

利回りは2-3.5%程度を推移しており、業績が伸びるに従い株価も適切に上昇していることになります。

株主優待

株主優待は2025年9月時点で実施しておりません。以前はQUOカードの優待を実施しておりましたが、2025年3月期を基準に廃止されています。

優待費用がなくなりますので、配当による還元に期待しましょう。

購入した理由

2021年3月に購入しました。

独占的なビジネスモデルに魅力を感じました。

取得時点では長期保有特典のある優待がありましたので、それも取得理由でした。

「貯蓄から投資へ」の流れが拡大し、市場取引量が増加することで利益が増えるビジネスですので中長期にわたって安定した銘柄といえるでしょう。

数値面(2025年9月時点)

購入した理由で触れているのは、主に環境面でのお話ですが、こちらはファンダメンタルズのお話です。

株価だけを見ると割高といえますが、独占的な地位の安定度を考慮すると致し方なしでしょう。

急激な成長は見込みづらい銘柄ですが、将来性や資金効率良く、株価に織り込まれているということでしょう。

特に、利益率は卓越しています。

中長期で安定した利益が生み出される銘柄だと考えておりますので、中長期で保有意向です。

投稿時(or更新時)の分析

良い点

PER
PBR
PER×PBR
EV/EBITDA
ROIC15%以上
ROE15%以上
自己資本比率
営業利益率50%程度
純利益率35%以上
増配
配当利回り2.5%以上
配当性向
フリーキャッシュフロー10期以上プラス
IR資料の数値を基に2025年9月筆者作成

いまいちな点

PER25倍以上
PBR5.0倍以上
PER×PBR120倍以上
EV/EBITDA15倍程度
ROIC
ROE
自己資本比率10%未満
営業利益率
純利益率
減配
配当利回り
配当性向70%以上
フリーキャッシュフロー
IR資料の数値を基に2025年9月筆者作成

こちらで各種指標の説明をしています。

まとめ

以上、日本取引所グループの概要と私が購入した理由を記載させていただきました。独占的な立場の企業という観点では、他に日本たばこ産業も保有しております。

本ブログの内容は、管理人が可能な限り正確な情報を掲載するよう努めております。しかしながら、必ずしも全ての情報の正確性を保証するものではありません。当ブログでは投資について管理人の個人的な意見を述べており、特定の投資方法や銘柄を推奨するものではありません。また投資に関わる各種判断は必ずご自身の責任でお願いいたします。当ブログの利用により、直接・間接的に関わらず発生した何らかのトラブルや損失・損害等につきまして管理人は一切責任を負わないものとします。また当ブログ掲載コンテンツや情報は、予告なしに変更・削除されることがあります。予めご了承下さい。

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