
こんにちは。よしです。
30代で純金融資産1億円を達成し、2025年10月現在1.4億円を超える純金融資産を保有しています。
現在体調を崩して働けていない状態の私は、それまでに配当収入を形成できていたことで日々のお金に関する心配が減りました。
その実体験をもとにお金に対する将来の不安があるけど、どういう基準、どういった考えで投資をすればよいのだろうという方向けに私の考えを共有いたします。
現在のポートフォリオはこちら。
第一三共(4568)の決算内容と会社概要に加えて配当実績や購入理由に関してご紹介します。
※リンクはYahooファイナンスが開きます。
最新決算(2026年3月期1Q)
| 項目 | 金額 | 前期比 |
| 売上 | 4,746憶円 | +8.8% |
| 営業利益 | 963億円 | +4.0% |
| 純利益 | 855憶円 | +0.1% |
主力製品エンハーツやダトロウェイの伸長があり、期待が持てる決算でした。
2026年3月24日にかけて取得総額2,000億円または取得株数8,000万株を上限とした自己株式の取得枠を設定していますが2025年7月末で時点ではまだ1株も取得されていません。
引き続き期待できそうです。
会社概要
設立:2005年
本社所在地:東京都中央区
主な事業内容:医薬品の研究開発、製造、販売事業
製薬事業を展開しています。
がん領域につよく、がん関連で売上の約半数を稼いでいます。
15%を超えるROEに加えて、DOEも8%を超えており、かなり安定した銘柄です。
主力のエンハーツに加えてダトロウェイを育成しています。
配当
| 年度 | 配当額(円) | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
|---|---|---|---|
| 2010年3月期 | 60.00 | 3.43% | ― |
| 2011年3月期 | 60.00 | 3.74% | 60.2% |
| 2012年3月期 | 60.00 | 3.98% | 406.8% |
| 2013年3月期 | 60.00 | 3.31% | 66.0% |
| 2014年3月期 | 60.00 | 3.45% | 69.3% |
| 2015年3月期 | 70.00 | 3.15% | 13.1% |
| 2016年3月期 | 70.00 | 2.80% | 58.6% |
| 2017年3月期 | 70.00 | 2.79% | 87.9% |
| 2018年3月期 | 70.00 | 1.99% | 76.7% |
| 2019年3月期 | 70.00 | 1.37% | 48.5% |
| 2020年3月期 | 27.00 | 0.94% | 35.1% |
| 2021年3月期 | 27.00 | 0.84% | 68.9% |
| 2022年3月期 | 30.00 | 1.01% | 77.3% |
| 2023年3月期 | 50.00 | 0.62% | 52.7% |
| 2024年3月期 | 60.00 | 1.05% | 47.8% |
| 2025年3月期 | 78.00 | 1.71% | 38.5% |
配当額・配当性向推移

年々配当額は増加、配当性向は減少、配当利回りは増加しており、参入タイミングとしてはかなりよいタイミングではないでしょうか。
とはいえ配当利回りは2%程度、配当性向も40%以上となっています。
今後も成長が見込まれる銘柄ですので、成長に引っ張られる形でどこかで株価の見直しは入ると予想します。
株主優待
株主優待は実施していません。
購入した理由
2025年7月に購入しました。
ダトロウェイが期待されていたほど効果がないのではないかという懸念から株価が下がってきたと認識しています。
その懸念とエンハーツに期待される収益効果を考慮した際に株価が下がりすぎだと思い購入しました。
エンハーツは対象となる病状を増やそうとしており、引き続きの成長が見込めます。ダトロウェイも予定より売れているようです。
数値面(2025年8月時点)
購入した理由で触れているのは、主に環境面でのお話ですが、こちらはファンダメンタルズのお話です。
数値面は典型的な高収益がゆえに割高となっている企業といった様相です。
株価が右肩下がりなのは、さすがにこれまでが割高過ぎたからと考えておりやっと参入しても良いと思える水準になり良かったです。
投稿時(or更新時)の分析
良い点
| PER | – |
| PBR | – |
| PER×PBR | – |
| EV/EBITDA | – |
| ROIC | 15%程度 |
| ROE | 15%以上 |
| 自己資本比率 | – |
| 営業利益率 | 15%以上 |
| 純利益率 | 15%程度 |
| 増配 | 3期連続 |
| 配当利回り | 2.0%以上 |
| 配当性向 | 40%程度 |
| フリーキャッシュフロー | – |
いまいちな点
| PER | 20倍以上 |
| PBR | 4倍以上 |
| PER×PBR | 90倍以上 |
| EV/EBITDA | 15倍以上 |
| ROIC | – |
| ROE | – |
| 自己資本比率 | 50%以下 |
| 営業利益率 | – |
| 純利益率 | – |
| 減配 | – |
| 配当利回り | – |
| 配当性向 | – |
| フリーキャッシュフロー | 1期連続マイナス |
こちらで各種指標の説明をしています。
買い増し余地は?
ファンダメンタルズの観点からは買い増し余地ありです。
PERは毎期下がっており、成長率や今後の需要見込みを考えるとまだまだ割安の水準だと考えています。ちょくちょく買い増そうと思っています。
まとめ
以上、第一三共の概要と私が購入した理由を記載させていただきました。皆様の参考になりますと幸いです。
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