
こんにちは。よしです。
30代で純金融資産1億円を達成し、2025年9月現在1.3億円を超える純金融資産を保有しています。
現在体調を崩して働けていない状態の私は、それまでに配当収入を形成できていたことで日々のお金に関する心配が減りました。
その実体験をもとにお金に対する将来の不安があるけど、どういう基準、どういった考えで投資をすればよいのだろうという方向けに私の考えを共有いたします。
現在のポートフォリオはこちら。
宝ホールディングス(2531)の会社概要に加えて配当実績や購入理由に関してご紹介します。
※リンクはYahooファイナンスが開きます。
会社概要
設立:1925年
本社所在地:京都市下京区
主な事業内容:酒類・調味料事業、バイオ・遺伝子事業
清酒・焼酎、みりん最大手です。
傘下に宝酒造やタカラバイオ等があります。
売上と営業利益は海外部門の宝酒造インターナショナルが50%以上を占めており、30%程度を宝酒造、10%程度をタカラバイオ、残りがその他という構成で、海外への酒販や日本食材卸が主力に成長しています。
一方で会社説明資料によると円高になったほうが利益は上がる構造のようです。
配当
年度 | 配当額(円) | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
---|---|---|---|
2016年3月期 | 12.00 | 1.29% | 34.2% |
2017年3月期 | 13.00 | 1.08% | 30.8% |
2018年3月期 | 16.00 | 1.35% | 29.1% |
2019年3月期 | 18.00 | 1.38% | 34.5% |
2020年3月期 | 20.00 | 2.47% | 44.3% |
2021年3月期 | 21.00 | 1.39% | 39.3% |
2022年3月期 | 37.00 | 3.36% | 35.2% |
2023年3月期 | 38.00 | 3.72% | 35.4% |
2024年3月期 | 29.00 | 2.71% | 35.3% |
2025年3月期 | 31.00 | 2.71% | 37.4% |
配当額・配当性向推移

2022年3月期と2023年3月期は配当額が多かったですが、それさえ除けば緩やかに配当額は増えています。
配当性向は35%程度で推移しており、株価の上昇があり配当利回りは若干低下しています。
株主優待
3月の年1回優待があります。
株数 | 優待 |
100株 | 1年以上継続保有 自社製品1,000円分 3年以上継続保有 自社製品1,300円分 |
1,000株 | 1年以上継続保有 自社製品3,000円分 3年以上継続保有 自社製品4,000円分 |
自社製品の酒類詰め合わせや調味料詰め合わせが選べます。
1年以上の継続保有が条件となっており、3年以上で金額が増額します。
当方100株保有ですが、非常にたくさんの調味料が送られてきます。
1,000株だとかなりの期間購入せずに済むのではないでしょうか?自炊する方、お酒が好きな方に嬉しい優待です。
購入した理由 その①
2024年2月に購入しました。
酒類の成長性は懸念としてあったものの必需品の調味料事業は需要が安定していると整理しており、取得時は配当が3.5%を超えていたことと優待もありましたので取得いたしました。
足元宝インターナショナルは売上の40%以上を米国が占めていますが、米国で70%以上の材料を調達しておりトランプ大統領による関税の影響はわずかといえそうです。
購入した理由 その②
その①は環境面でのお話ですが、こちらはファンダメンタルズのお話です。
割安とも割高とも言えない水準です。
PERは過去比高めの水準で推移しています。ROICとROEが高くなく、資本効率が高くない状況ですが中計の目標として向上を掲げています。
投稿時(or更新時)の分析
良い点
PER | – |
PBR | – |
PER×PBR | – |
EV/EBITDA | 10倍以下 |
ROIC | – |
ROE | – |
自己資本比率 | 50%以上 |
営業利益率 | – |
純利益率 | – |
増配 | – |
配当利回り | 2.5%以上 |
配当性向 | 35%程度 |
フリーキャッシュフロー | – |
いまいちな点
PER | 10倍以上 |
PBR | 1.0倍 |
PER×PBR | 15倍程度 |
EV/EBITDA | – |
ROIC | 4%以下 |
ROE | 7%以下 |
自己資本比率 | – |
営業利益率 | 10%以下 |
純利益率 | 5%以下 |
減配 | – |
配当利回り | – |
配当性向 | – |
フリーキャッシュフロー | 1期連続マイナス |
こちらで各種指標の説明をしています。
買い増し余地は?
ファンダメンタルズの観点からは割安とも割高とも言えない水準です。
買いますことで株主優待の利回りが低下しますので、買い増すよりのであれば他の銘柄の方がよいと考えています。
まとめ
以上、宝ホールディングスの概要と私が購入した理由を記載させていただきました。皆様の参考になりますと幸いです。
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