
こんにちは。よしです。
30代で純金融資産1億円を達成し、2025年9月現在1.3億円を超える純金融資産を保有しています。
現在体調を崩して働けていない状態の私は、それまでに配当収入を形成できていたことで日々のお金に関する心配が減りました。
その実体験をもとにお金に対する将来の不安があるけど、どういう基準、どういった考えで投資をすればよいのだろうという方向けに私の考えを共有いたします。
現在のポートフォリオはこちら。
ユニカフェ(2597)の会社概要に加えて配当実績や購入理由に関してご紹介します。
※リンクはYahooファイナンスが開きます。
会社概要
設立:1972年
本社所在地:東京都港区
主な事業内容:コーヒー関連事業
コーヒー卸で、業務用から家庭用まで幅広く扱っています。
親会社はUCCで50%以上の議決権を保有しています。
また、傘下にアートコーヒーを従えています。アートコーヒーは過去三菱商事の100%子会社でしたが、2019年にユニカフェの子会社となっていまして創業90年を超える老舗です。
配当
年度 | 配当額(円) | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
---|---|---|---|
2012年3月期 | 5.00 | 1.30% | 0.3% |
2013年3月期 | 5.00 | 0.86% | 33.4% |
2014年3月期 | 8.00 | 1.25% | 16.1% |
2015年3月期 | 8.00 | 0.86% | 31.9% |
2016年3月期 | 8.00 | 0.87% | 10.2% |
2016年12月期 | 8.00 | 0.83% | 46.9% |
2017年12月期 | 8.00 | 0.64% | 31.4% |
2018年12月期 | 8.00 | 0.79% | 20.2% |
2019年12月期 | 8.00 | 0.81% | ― |
2020年12月期 | 8.00 | 0.74% | ― |
2021年12月期 | 8.00 | 0.79% | 36.26% |
2022年12月期 | 8.00 | 0.87% | ― |
2023年12月期 | 8.00 | 0.87% | 24.14% |
2024年12月期 | 8.00 | 0.88% | 23.37% |
配当額・配当性向推移

継続した配当はあまり期待できない銘柄です。
コロナ禍以後赤字の期もあり、配当利回りは1%を下回っています。直近2期は配当性向20%台と落ち着いてきた印象があります。
同様に株価に関しても右肩上がりの成長というわけではなく、苦戦した状況が続いています。
世界的なコーヒー豆の高騰が続いており、価格に転嫁できるかや、円安がいつまで続くかが業績に影響してきますが、過去配当額をみる限りは8円が安定して分配されそうです。
株主優待
12月に年1回優待があります。
株数 | 優待 |
100株 | 自社製品 2,000円 |
1,000株 | 自社製品 3,000円 |
自社製品のコーヒー詰め合わせです。
飲まれる方は当然として、飲まれない方もプレゼントとして重宝します。ドリップコーヒーの時と粉袋の時があるようです。
コーヒー豆が高騰しているなかで嬉しい優待ですね。
購入した理由 その①
2025年1月に12月の配当権利後の値下がり時に優待目的で購入しました。
なかなか厳しい業績が続いていますが、街中は小規模コーヒー店やスペシャリティコーヒーが人気だということ、コンビニコーヒーによって広くコーヒーを嗜む層がふえたこと、景気が後退することでほっと一息つきたい方がいて需要は安定しているのではと考えています。
値上がり目的というよりは、応援購入です。
購入した理由 その②
その①は環境面でのお話ですが、こちらはファンダメンタルズのお話です。
数値上は割安感はありません。
また、事業の性質上競合も少なくはないので利益率は高くなりにくいです。
株主優待を目的としておりますので、保有していますが、他の株を買ってコーヒー豆をスーパーで購入したほうがよいかもしれません。
投稿時(or更新時)の分析
良い点
PER | – |
PBR | – |
PER×PBR | – |
EV/EBITDA | – |
ROIC | 10%以下 |
ROE | 10%以下 |
自己資本比率 | – |
営業利益率 | – |
純利益率 | – |
増配 | – |
配当利回り | 1.0%以下 |
配当性向 | 20%程度 |
フリーキャッシュフロー | 2期連続プラス |
いまいちな点
PER | 35倍以上 |
PBR | 1.5倍以上 |
PER×PBR | 70倍程度 |
EV/EBITDA | 10倍以上 |
ROIC | – |
ROE | – |
自己資本比率 | 10%以下 |
営業利益率 | 4%以下 |
純利益率 | 4%以下 |
減配 | – |
配当利回り | – |
配当性向 | – |
フリーキャッシュフロー | – |
こちらで各種指標の説明をしています。
買い増し余地は?
ファンダメンタルズの観点からは割安とはいえない水準です。
優待は嬉しいものの、買い増すとなると他の銘柄の方が先に購入候補に挙がりそうです。
まとめ
以上、ユニカフェの概要と私が購入した理由を記載させていただきました。皆様の参考になりますと幸いです。
余談ですが、最近は本当にコーヒー豆が高いですね。嗜む回数が減ってしまいました。
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