
こんにちは。よしです。
30代で純金融資産1億円を達成し、2025年9月現在1.3億円を超える純金融資産を保有しています。
現在体調を崩して働けていない状態の私は、それまでに配当収入を形成できていたことで日々のお金に関する心配が減りました。
その実体験をもとにお金に対する将来の不安があるけど、どういう基準、どういった考えで投資をすればよいのだろうという方向けに私の考えを共有いたします。
現在のポートフォリオはこちら。
日置電機(6866)の会社概要に加えて配当実績や購入理由に関してご紹介します。
※リンクはYahooファイナンスが開きます。
最新決算(2025年12月期2Q)
項目 | 金額 | 前期比 |
売上 | 195憶円 | +4.7% |
営業利益 | 33億円 | -1.5% |
経常利益 | 33億円 | -9.4% |
純利益 | 23憶円 | -12.3% |
企業の設備投資が先行き景気の不透明さから鈍化しているという理由から、期初予報を修正し、半期の決算も前期比でマイナスの結果となっています。
一方で売上はしっかりと成長しておりキャッシュフローやBSも前期比で問題ありません。
PLを見てみると、営業費用として販管費が上昇している点と営業外費用として前期計上されている為替差益が今期は為替差損としてほぼ同額が計上されており、その結果経常利益が低下しています。
本業自体は数値ほど状況は悪くないようですので、このまま保有意向です。
会社概要
設立:1952年
本社所在地:長野県上田市
主な事業内容:電子・現場測定器事業、自動試験装置事業、記録装置事業
電子機器の測定器が売上の70%を占めています。
今後はバッテリーを中心とした成長著しい領域を中心に開発をすると表明しています。
海外の売り上げ比率も高く、70%を目標としています。
2024年12月期は日本が35%程度、アジアが45%程度の比率でアジアの比率が高くなっており、中国が20-25%を占めています。
余談ですが、決算説明会資料がページによって昭和感があったり、最新の資料であったりといったデザインなのはなにか意図があるのでしょうか。
配当
年度 | 配当額(円) | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
---|---|---|---|
2014年12月期 | 30.00 | 1.75% | 30.3% |
2015年12月期 | 45.00 | 2.04% | 28.8% |
2016年12月期 | 40.00 | 1.90% | 46.7% |
2017年12月期 | 60.00 | 2.09% | 40.9% |
2018年12月期 | 80.00 | 2.23% | 39.3% |
2019年12月期 | 90.00 | 2.37% | 55.8% |
2020年12月期 | 60.00 | 1.44% | 39.5% |
2021年12月期 | 165.00 | 1.88% | 49.8% |
2022年12月期 | 160.00 | 2.53% | 41.0% |
2023年12月期 | 180.00 | 2.85% | 38.8% |
2024年12月期 | 200.00 | 2.66% | 44.0% |
2025年12月期 | 200.00 | ー | ― |
配当額・配当性向推移

2021年12月期は30円の記念配を含んでいます。
DOE2%以上で配当性向40%を目安に配当するという方針です。
ROEは15%以上を目標としており、4期連続で達成しています。
配当性向40%を基準に分配が続いており、配当性向とROEの積によってDOEは導き出されますのでDOE目標は6%ということでしょう。
執筆時は配当3.5%で推移しており、割安感がでています。
株主優待
株主優待は実施していません。
購入した理由 その①
2025年7月に購入しました。割安感が出てきたためです。
中国経済の影響を短期では受ける可能性は高く、円高の影響も出てくる銘柄です。
一方で中長期にわたり需要の増加が期待されるバッテリー領域やエネルギー領域に注力する予定で成長が期待されます。
また、一般社団法人日本電機工業会にて各種指標が発表されており、間接的に影響のある国内電気機器の見通しは悪くないです。
以下にリンクを掲載しておきます。一方で先行きの見通し不安から、2025年12月期の下方修正がされています。
購入した理由 その②
その①は環境面でのお話ですが、こちらはファンダメンタルズのお話です。
自己資本比率が90%近くあるにもかかわらずROEは15%以上と非常に利益率の高い経営をしています。
懸念点を挙げるとすれば円高や中国市場の景気後退です。しかしながら不安を拭い去るほど数値面が良く、購入を決意しました。
投稿時(or更新時)の分析
良い点
PER | – |
PBR | – |
PER×PBR | – |
EV/EBITDA | 10倍以下 |
ROIC | 10%以上 |
ROE | 15%以上 |
自己資本比率 | 80%以上 |
営業利益率 | 20%程度 |
純利益率 | 15%以上 |
増配 | – |
配当利回り | 2.0%以上 |
配当性向 | 40%程度 |
フリーキャッシュフロー | 2期連続プラス |
いまいちな点
PER | 10倍以上 |
PBR | 1.5倍以上 |
PER×PBR | 20倍以上 |
EV/EBITDA | – |
ROIC | – |
ROE | – |
自己資本比率 | – |
営業利益率 | – |
純利益率 | – |
減配 | – |
配当利回り | – |
配当性向 | – |
フリーキャッシュフロー | – |
こちらで各種指標の説明をしています。
買い増し余地は?
ファンダメンタルズの観点からは買い増し余地ありです。
成長率や今後の需要見込みを考えるとまだまだ割安の水準だと考えています。
投資単位が引き下がるとよりよいですが、ちょくちょく買い増そうと思っています。
まとめ
以上、日置電機の概要と私が購入した理由を記載させていただきました。皆様の参考になりますと幸いです。
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