
こんにちは。よしです。
30代で純金融資産1億円を達成し、2025年10月現在1.4億円を超える純金融資産を保有しています。
現在体調を崩して働けていない状態の私は、それまでに配当収入を形成できていたことで日々のお金に関する心配が減りました。
その実体験をもとにお金に対する将来の不安があるけど、どういう基準、どういった考えで投資をすればよいのだろうという方向けに私の考えを共有いたします。
現在のポートフォリオはこちら。
日本冶金工業(5480)の会社概要に加えて配当実績や購入理由に関してご紹介します。
※リンクはYahooファイナンスが開きます。
会社概要
設立:1925年
本社所在地:東京都中央区
主な事業内容:ステンレス鋼、耐熱鋼および高ニッケル合金板製造・販売事業
ステンレス鋼、フェロニッケル(鉄とニッケルの合金)製造大手、ニッケルはEVバッテリー用の需要が今後伸びると予想されています。
一方で2026年3月期はインドネシアでの生産が急増している影響でニッケル単価は低下傾向で、日本冶金工業の利益も減少傾向です。
配当
| 年度 | 配当額(円) | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
|---|---|---|---|
| 2014年3月期 | 0.00 | 0.00% | ― |
| 2015年3月期 | 0.00 | 0.00% | ― |
| 2016年3月期 | 15.00 | 1.15% | 28.3% |
| 2017年3月期 | 25.00 | 1.17% | 16.5% |
| 2018年3月期 | 40.00 | 1.37% | 13.5% |
| 2019年3月期 | 60.00 | 2.39% | 12.1% |
| 2020年3月期 | 33.00 | 3.57% | 17.1% |
| 2021年3月期 | 45.00 | 2.19% | 18.2% |
| 2022年3月期 | 120.00 | 4.27% | 21.4% |
| 2023年3月期 | 200.00 | 4.70% | 15.2% |
| 2024年3月期 | 200.00 | 4.17% | 21.4% |
| 2025年3月期 | 220.00 | 5.29% | 26.8% |
| 2026年3月期 | 220.00 | – | – |
配当額・配当性向推移

高配当銘柄です。
投稿時(2025年7月)の株価で5.5%超の配当利回りです。
インドネシアと中国を中心とするニッケル製造国の生産力や世界のEV需要等によって変動するニッケル価格が業績に影響を与えますが、保守的に減益と見積もっている会社予想でも配当性向は35%程度で増配も可能な水準です。
2023-2025年3月期は自社株買いも行っています。為替や資源価格、自動車業界の影響を受ける事業環境です。
株主優待
株主優待は実施しておりません。
購入した理由
2023年12月に購入しました。
事業の将来性や直近の業績と比べて株価が低いと判断したためです。
その後2024年7月に株価が高騰した際に売却後、再度株価が下がった際に購入しました。
適宜下がったタイミングでニッケル価格や世界動向を確認して売買しています。
数値面(2025年7月時点)
購入した理由で触れているのは、主に環境面でのお話ですが、こちらはファンダメンタルズのお話です。
数値面ではかなり割安といえます。
マクロ環境が多分に事業利益に影響を及ぼす点は懸念点ですが、吸収できるだけの利益を上げており、配当性向も高くないため増配余地もあると判断しています。
割安なため中長期保有意向ですが、短期での株価上昇があれば利益確定も検討します。
投稿時(or更新時)の分析
良い点
| PER | 5倍以下 |
| PBR | 1倍以下 |
| PER×PBR | 5倍以下 |
| EV/EBITDA | 5倍以下 |
| ROIC | – |
| ROE | 10%以上 |
| 自己資本比率 | – |
| 営業利益率 | 10%程度 |
| 純利益率 | 5%以上 |
| 増配 | 1期連続 |
| 配当利回り | 5.5%以上 |
| 配当性向 | 30%程度 |
| フリーキャッシュフロー | – |
いまいちな点
| PER | – |
| PBR | – |
| PER×PBR | – |
| EV/EBITDA | – |
| ROIC | 10%以下 |
| ROE | – |
| 自己資本比率 | 50%以下 |
| 営業利益率 | – |
| 純利益率 | – |
| 減配 | – |
| 配当利回り | – |
| 配当性向 | – |
| フリーキャッシュフロー | 1期連続マイナス |
こちらで各種指標の説明をしています。
買い増し余地は?
ファンダメンタルズの観点からは買い増ししてもよいかなと思っています。
PERは低いですが、過去推移極端に低いというほどでもなく、EVを含むマクロ環境も不透明感があるため現在の水準では追加で動く予定はありません。
配当利回り6.0%を超える水準であれば追加購入の検討をします。
まとめ
以上、日本冶金工業の概要と私が購入した理由を記載させていただきました。配当利回りが高めの銘柄として、INPEXや日本たばこ産業を保有しています。
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