
こんにちは。よしです。
30代で純金融資産1億円を達成し、2025年9月現在1.3億円を超える純金融資産を保有しています。
現在体調を崩して働けていない状態の私は、それまでに配当収入を形成できていたことで日々のお金に関する心配が減りました。
その実体験をもとにお金に対する将来の不安があるけど、どういう基準、どういった考えで投資をすればよいのだろうという方向けに私の考えを共有いたします。
現在のポートフォリオはこちら。
大和証券グループ本社(8601)の決算内容と会社概要に加えて配当実績や購入理由に関してご紹介します。
※リンクはYahooファイナンスが開きます。
最新決算(2026年3月期1Q)
項目 | 金額 | 前期比 |
売上 | 1,552憶円 | +4.1% |
経常利益 | 437億円 | +15.8% |
純利益 | 312憶円 | +30.2% |
親会社に帰属する純利益が前期比30%以上プラスということでかなり良いのではないでしょうか。
貯蓄から投資への効果が出ている状況です。
具体的な数値予想は開示されていないですが、配当性向50%以上と年間配当44円以上の下限配当を導入しているので増配が期待されます。
会社概要
設立:1943年
本社所在地:東京都千代田区
主な事業内容:証券業、投資事業、リサーチ・システム事業
国内証券最大手です。
富裕層を主顧客としています。また、NISAをはじめとした貯蓄から投資への政策の恩恵を受け利益を伸ばしています。
子会社を通じて不動産や再生可能エネルギー事業も手掛けています。
配当
年度 | 配当額(円) | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
---|---|---|---|
2014年3月期 | 34.00 | 3.79% | 34.1% |
2015年3月期 | 30.00 | 3.17% | 34.5% |
2016年3月期 | 29.00 | 4.19% | 42.5% |
2017年3月期 | 26.00 | 3.83% | 42.3% |
2018年3月期 | 28.00 | 4.12% | 41.9% |
2019年3月期 | 21.00 | 3.90% | 52.6% |
2020年3月期 | 20.00 | 4.77% | 51.1% |
2021年3月期 | 36.00 | 6.29% | 50.6% |
2022年3月期 | 33.00 | 4.76% | 52.3% |
2023年3月期 | 23.00 | 3.70% | 52.8% |
2024年3月期 | 44.00 | 5.11% | 51.8% |
2025年3月期 | 56.00 | 5.12% | 51.1% |
2026年3月期 | 44.00 | 3.78% | – |
配当額・配当性向推移

景気敏感株で配当にばらつきがある事業の性質上、期初予想や配当予想を発表していません。
安定した利益基盤を目指しており、証券会社初の期初予想発表を目指しています。
配当性向50%以上と年間配当44円以上の下限配当を導入していることに加えて近年自己株買いも多く、総還元性向は80%程度と分配に注力しています。
株主優待
3月/9月の年2回の優待です。
株数 | 優待 |
1,000株 | 以下2,000円相当より1点選択 カタログギフト 会社四季報1冊 寄付 |
3,000株 | 以下2,000円相当より2点選択 カタログギフト 会社四季報1冊 寄付 |
5,000株 | 以下5,000円相当より1点選択 カタログギフト 会社四季報2冊 寄付 |
10,000株 | 以下5,000円相当より2点選択 カタログギフト 会社四季報2冊 寄付 もしくは、10,000円相当の限定品1点 |
カタログギフトも選べる優待品です。
会社四季報や同額の寄付も選べます。1,000株からと少々ハードルは高いですが、年2回の権利取得で1,000株の場合約0.4%程度(2025年6月投稿時)の利回りです。
購入した理由 その①
2020年5月に購入しました。
配当と株主優待を目的とした購入です。年2回の優待と4%を超える配当利回りが魅力的な銘柄です。
富裕層の拡大と投資層の拡大によって運用資産額を増やし、利益につなげています。
PBR1倍以上の達成も掲げており、株価の動向に注意した経営をしています。
購入した理由 その②
その①は環境面でのお話ですが、こちらはファンダメンタルズのお話です。
金融機関ですので自己資本比率が低い点やマクロ環境の影響を受ける点に不安があります。
配当性向やそう還元性向もそれなりに高く、大きな成長は望めませんが安定したキャッシュが受け取れる点は魅力的です。
投稿時(or更新時)の分析
良い点
PER | 10倍程度 |
PBR | 1倍以下 |
PER×PBR | – |
EV/EBITDA | – |
ROIC | – |
ROE | – |
自己資本比率 | – |
営業利益率 | 10%以上 |
純利益率 | 10%以上 |
増配 | 2期連続 |
配当利回り | 4.0%以上 |
配当性向 | 50%程度 |
フリーキャッシュフロー | – |
いまいちな点
PER | – |
PBR | – |
PER×PBR | 15倍程度 |
EV/EBITDA | 15倍以上 |
ROIC | 2.0%以下 |
ROE | 10%以下 |
自己資本比率 | 10%以下 |
営業利益率 | – |
純利益率 | – |
減配 | – |
配当利回り | – |
配当性向 | – |
フリーキャッシュフロー | 1期連続マイナス |
こちらで各種指標の説明をしています。
買い増し余地は?
1,000株で優待の権利を保有したのちは、3,000株以上が次の基準となりそれなりに資金が必要となるため、別の銘柄を買う方が良いと現状考えています。
下限配当が継続されるかと、経営戦略で掲げる安定収益源が拡大するようであれば配当利回り次第で追加取得も考えます。
まとめ
以上、大和証券グループ本社の概要と私が購入した理由を記載させていただきました。皆様の参考になりますと幸いです。
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